三軍対抗真冬の大決戦!12・6ワンポイントトーク
★本日の…イトウ先生フィナーレ
なんと、お仕事の関係で柔術マスターイトウさんが本日で最後!
いや、今さらここでお世話になりました云々をダラダラは語らないですよ。
でも一言叫ばせてくれ!
えらいこっちゃ!(悲鳴)
但馬に柔術の技術伝承が枯渇するだがや!(何故か名古屋弁)
『えらいこっちゃ!うちのサークルで帯を与えてくれる人がいなくなった!』(ハマガミマン談)
★本日の三軍対抗、魂の鍔迫り合い
数ヶ月前、我がパダワン・イェーガー、その翌月には古(いにしえ)のパダワン・フルツェーガーをティーグラファイターズにボコボコにされた怒れる超人ミウラマンは、これまでと違い、ついに高校柔道部のガチ経験者2名に、高校時代甲子園常連校の硬式野球部だったフィジカル者1名の合計3名を従えて、本日殴り込みの様相。
迎え討つティーグラファイターはほぼフルメンバー。
そしてティーグラ維震軍チームアミノも少数ながら参戦。
まさに年末の三軍対抗の鍔迫り合い!!
その凌ぎ合いとせめぎ合いの魂の言霊を聞け!
以下実話
*軽量柔道家ミヤガヤィアーがオガワーマンに背後を付かれた時
『ミヤガヤィアー!引き剥がせ!お前の守備力なら首は取られん!首守りながら脚を外せ‼』(超人ミウラマンの的確な指示)
*そのオガワーマンと超人ミウラマンが激突
『オガワーマン!動け動け!動いたらミウラマンはすぐバテるから!とにかく動け!オッさんバテるんだから!すぐバテるから動けぇ!』(ティーグラ網野の越中詩郎ことオオマチマンの事実上のミウラマンへの野次)
『そうですよ!バテるのは時間の問題だから、オガワーマン、動いて下さい!』(立場上、超人ミウラマン軍団に加勢する条件は全て揃ってるのに完全にティーグラ本隊&アミノ維震軍側につき売国奴と化したサナギマンからイナズ…いやさイマヅマンのロクデナシな応援)
*さらにミヤガヤィアーに今度はサワザマンが見事なガードワークで相手の気を散らしてからの背後に付いた直後
『オッケー!もうその体勢になったら柔道勢は何も出来んから!何も出来ないからガンガン行けぇ!』(もう身もふたもないアリスターサカイフレイムのエッジの利き過ぎた人でなしなキラーワード)
★本日の胸一杯の柔術青春物語
全体のスパー1発目。
ハマガミマンがいきなり重厚柔道家オオニシェイアーに声をかけてきた。
しかし、ミウラマンがストップ!
柔道家達には1発目のスパーを見学させてからだ、と。
ハマガミマンがサディガミマンと化し、初っ端で心を潰しに来るのを読んだミウラマンの英断である。
ちなみにピュア柔道家2人のティーグラスパーを見た感想は…
おお!?
なんか柔道の寝技とは雰囲気ちゃうぞ?
そして2発目スパー。
ミウラマンは重厚なオオニシェイアーにサワザマンを。
軽量なミヤガヤィアーにはオガワーマンを指名したのだった。
ミウラマンの目論見はこうだ。
オオニシェイアー、ミヤガヤィアーの高校柔道ベースの寝技では、関節技の精度はそう高くはないだろう。
しかし抑えてからのキュッと巻いてくる絞め技が有効だろうと。
また極めに至らずともオオニシェイアーはサワザマンに対して7:3、最低でも6:4で終始攻勢で逃げ切り。
ミヤガヤィアーは少々手を焼いてもオガワーマンを絞めるか9:1で圧倒する、と。
…だが、しかし!!!(驚愕)
なんとサワザマンは寝技のがっぷり四つからじわじわ攻めて遂にはオオニシェイアーの背後にまとわり付きゲーム…いやさ魂の生存競争を事実上支配!
サワザマンが6:4、いやさ7:3で制してみせた!
それでもサワザマンの柔術で充実度を考えれば有り得ない話ではなかったと言えよう。
だがオガワーマンは安パイと踏んでいた…いやミウラマンじゃなくともそう踏んだはず。
しかし今目の前に広がる風景は、下オガワーマン、上ミヤガヤィアーの互角の攻防から遂にはサワザマンだけでなくオガワーマンまでもが柔道家の背後に回った!
しかしミヤガヤィアーも意地で身体を捻じり正対に戻し、怒濤のパスへ!
…あ!?
なんと!ここで待ってた、オガワーマンの渾身カウンター三角がドンピシャ!!!
マジか!?
それでも耐えて耐え続けたミヤガヤィアー。
そこにあったのは公立校ながら西播の名門柔道部卒の意地か誇りか!?
なんとかミヤガヤィアーが三角に捕獲されたまま1分近く耐えに耐え続けて何とかタイムアップも…
オガワーマンが完勝!
これは素晴らしい。
流石の超人ミウラマンも、オガワーマンに近づき祝福した。
オガワーマンよ。
流した汗は嘘をつかないよな。
あいつは名門柔道部卒。
その柔道家からガッチリ三角やで。
見事や!
後は三角の精度がもう少しあれば極めてたよ。
しかしオガワーマンは少しだけ笑顔でちょっぴり喜ぶだけだった。
なんと謙虚な!
しかし…そのオガワーマンの快挙に誰よりも、そしてオガワーマン本人よりも満面の笑みで喜ぶ男がいた。
自分自身の本日のナイスムーブや極め一本なんて全く気にせず、アミノ維震軍の新星オガワーマンが正規柔道家相手に完勝…いやさ完封したことをまるで我が勝利のように最高の笑顔を見せたのはアミノ維震軍の闘将オオマチマンだった!
西へ東へ、チーム網野の絆を見た。
★本日の秘策
ラストファイトのマスターイトウにグラップリングを要求した超人ミウラマンには秘策中の秘策があった。
普通に抑えて漬ければ、なんの苦労もなくミウラマンを葬れるマスターイトウ。
しかし優しきマスターイトウは誘いに乗ってくるだろう。
そうミウラマンとの足関節合戦に。
そしてマスターイトウはミウラマンの安易な外掛けアンクルを許さないポジショニングを取るだろう…
全てが計算どおりや!!!
マスターイトウがミウラマンにアキレス腱固めやアンクルホールドを仕掛けてきた時に…おうよ、待っていたぜ、その攻勢を!
我が足首を取らせておいてのカウンターのクロスヒールホールド!!!!!
ああ、心のヴォルグハン!
ビバ、コマンドサンボ!
これは極まる!
もうあと2ミリ!
マスターイトウの必死にディフェンスするその指先が、自身の足首から離れれば、ミウラマンがマスターイトウからタップアウトを奪取する!
…しかし、あと僅か、あと2ミリで守られ、腕力が尽きたミウラマンにマスターイトウがエスケープ&怒濤の足関波状攻撃!
ミウラマン、意地で耐えてタイムアップも、今日(7日)、なんかアキレス腱に鉄製の洗濯バサミ挟まれた感がありながら歩行してますが何か???
それではシーユーネクスト!